ドローンにプログラムを組み込んで自律飛行
プログラミング言語を使ってドローンを制御することで、自動操縦や複雑な飛行を実現する事ができます。モノがインターネットに繋がるIoTの概念やドローンについて深く理解し、プログラミングによる制御や自律飛行を体験します。
特にドローンやロボットの目とも言える【コンピュータビジョン】に焦点を当て、オープンソースライブラリであるOpenCV(Open Source Computer Vision Library)を活用し、物体検出等のドローンエンジニアの基礎を体験・習得することができます。
コンピュータビジョンとは?
コンピュータビジョン(Computer Vision)は、コンピュータが画像や映像から情報を抽出する技術です。AI、特にディープラーニング(深層学習)を活用して大量の視覚データを処理し、人間の視覚に似た機能をコンピュータに持たせることを目的としています。種々のカメラやセンサーと組み合わせることで、高度な物体検出や画像分類、物体追跡などが可能になり、多くの産業から業務の効率化・最適化に寄与すると期待されている分野です。
「Python」と「JavaScript」に対応
プログラミング言語は「Python」と「JavaScript」を選択できます。
■Python:AI・機械学習・データサイエンスで広く使われているプログラミング言語です。
■JavaScript:Webシステムの近代的コンテンツを作成できる社会的に普及しているプログラミング言語です。
ドローン機体は「Tello」
ドローンの機体にはRyze Technology社の「Tello」を使用します。軽量(80g)で、各種規制が少なく機体の登録等も不要です。また、機体の底面に装備された「ビジョンポジショニングシステム」によって飛行が安定しています。
環境構築作業は不要
本教材は利用環境をクラウドで提供するため、ドローンを扱うためのシステム環境の構築作業(プログラミング言語のインストール、テキストエディタのインストール・設定、外部ライブラリのインストールや更新等)は不要です。
ログインIDとパスワードで、いつでもどこでも最新の環境が利用可能です。
使いやすいユーザインタフェース
画面や使い方を極力シンプルにしました。Pythonのサンプルプログラムをレベルに合わせて選択できます。サンプルプログラムを呼び出し、自分でコードを編集して実行することができます。ドローンの飛行手順はネットワークに接続するだけです。プログラムコードは保存や読み込みが可能です。
オンラインマニュアルやヘルプも充実しています。
ドローンの関連知識も
ドローンの飛行原理、航空法等の法令や規制、ドローンの利用領域、ドローンの課題等のコンテンツも充実させました。ドローンについて広く学ぶことができます。
Chromebookに対応
GIGA端末として児童・生徒に広く使われている「Chromebook」上で稼働します。その他OS(Windows・iPad等)も今後順次対応予定です。
ご利用に必要なものと前提条件
■ChromeBook端末(8GB推奨)
■iOSまたはAndroidが稼働するスマートフォン(Telloの開梱時のみ。アクティベーションに使用します)
■ネットワーク(Wi-fi)環境
【ご注意事項】TelloのIPアドレス(192.168.10.1)と端末が通信が可能であること。端末が固定IPアドレスであったり、特定のネットワークのみにしか接続できない設定の場合は、Telloと接続できない場合があります。
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