ドローンにプログラムを組み込んで自律飛行
プログラミング言語を使ってドローンを制御することで、自動操縦や複雑な飛行を実現する事ができます。モノがインターネットに繋がるIoTの概念やドローンについて深く理解し、ドローンにプログラムを組み込んで制御や自律飛行を体験する教材です。
Python・JavaScript・ブロック(Blockly)言語に対応
プログラミング言語は「Python」「JavaScript」「ブロック言語(Blockly)」の3種類を利用できます。ログイン時に各言語別にコースを選択してプログラミングを利用します。

プログラミング言語の選択画面
■Python:シンプルで読みやすく豊富なライブラリとフレームワークを持つことで、AI・機械学習・データサイエンスで広く使われているプログラミング言語です。
■JavaScript:Webシステムの近代的コンテンツを作成できる、社会全般に広く普及しているプログラミング言語です。
■Blockly:コード入力ではなく、ブロックを組み合わせてプログラミングを行うビジュアルプログラミング言語です。プログラミング初心者でも扱うことができます。
プログラミング練習問題や多彩な機能を準備
利用者のプログラミングレベルに合わせてドローンプログラミングを楽しめるよう練習問題を多数準備しました(Pythonコースで40問)。練習問題では自分でプログラミングを行う他に、サンプルプログラムを呼び出して編集・実行することができます。もちろんプログラムの保存や読み込みが可能です。プログラミング用マニュアルやヘルプも充実しています。

Blocklyの画面例

Pythonコースの練習問題例

Pythonコースのドローンシミュレータ例
許可や申請が不要なトイドローン「Tello」を使用
ドローンの機体には定評があるRyze Technology社の「Tello」を使用します。軽量(約80g)のためトイドローンとして扱われるので、各種規制が少なく機体の登録等も不要です。また、機体の底面に装備された「ビジョンポジショニングシステム」によって安定した飛行を実現しています。

環境構築の作業不要
本教材は利用環境をクラウドで提供するため、ドローンを扱うためのシステム環境の構築作業(プログラミング言語のインストール、プログラミングエディタのインストール・設定、外部ライブラリのインストールや各種バージョンアップ等の作業)は不要です。ログインIDとパスワードで、いつでもどこでも最新の環境で利用可能です。
※ご利用にはWi-Fiネットワーク環境が必要です。
ドローンの関連知識も習得
ドローンの飛行原理、航空法等の法令や規制、ドローンの利用領域、ドローンの課題等についてのコンテンツも充実させました。ドローンについて広く学ぶことができます。
- 一般的な概念としてのドローン
- 法令から見たドローンの定義
- 100g以上のドローンの法規制
- 100g未満のドローンの法規制
- ドローンのタイプ
- ローターの回転方向
- ドローンはなぜ飛べるのか
- なぜ上下に移動できるのか
- なぜ左右に移動できるのか
- なぜ旋回できるのか
- ドローンの利用事例
- ドローンの課題
Chromebookに対応
GIGA端末として児童・生徒に広く使われている「Chromebook」上で稼働します。その他OS(Windows・iPad等)も今後順次対応予定です。
ご利用に必要なものと前提条件
■ChromeBook端末(8GB推奨)
■iOSまたはAndroidが稼働するスマートフォン(Telloの開梱時のみ。アクティベーションに使用します)
■ネットワーク(Wi-fi)環境
【ご注意事項】TelloのIPアドレス(192.168.10.1)と端末が通信が可能であること。端末が固定IPアドレスであったり、特定のネットワークのみにしか接続できない設定の場合は、Telloと接続できない場合があります。
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