Ⅰ.機能概要
「動かしてみよう!」は先進的なプログラミング教育用ツールです。「動かしてみよう!」で作成したプログラムは、PCやタブレットの画面上で実行動作の確認ができます。さらに実物のロボットカーでも同様にプログラミングの動きを確認することができ、子供たちに知的好奇心を与えます。また練習問題と採点機能が用意されており、問題を克服する達成感を与えます。
Ⅱ.簡単で分かり易いプログラミング環境
「動かしてみよう!」は、定評あるビジュアルプログラミング言語である『Scratch(スクラッチ)』をベースにできています。1つ1つの命令となる機能ブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングができ、コーディングができない初心者でも視覚的に分かりやすくプログラムを作成することができます。
また、「動かしてみよう!」はロボットカーを自在に動かすための機能ブロックを用意し、ロボットカーを直進・カーブ・回転を出来るようにしています。また各種センサーの反応でイベントをコントロールする新しい機能ブロックを用意しています。
Ⅲ.シミュレーション機能
作成したプログラムは、実機のロボットカーを動かす前に、PCで動作のシミュレーションをすることができます。シミュレーションは見やすい3D形式で表示しますので様々な角度からプログラミングの状況が俯瞰ができます。ロボットカーとの接続をしなくともプログラムの作動確認を行えるので、効率的にプログラミング学習ができます。
Ⅳ.練習問題/フローチャート表示機能
「動かしてみよう!」はあらかじめセットしてある練習問題を解くことによって、プログラミングを基礎から学ぶことができます。問題は200問以上あり、簡単なレベルから始まり、順々に高度なレベルに移行します。個人のレベルに応じてゲーム感覚で学習をすることができ、さらにはヒントとしてフローチャートを表示し、学習の手助けをします。
Ⅴ.オリジナル問題作成機能
「動かしてみよう!」のステージ上に、建物や樹木、家、壁、トレース用の線などを自由に配置することができ、オリジナルの課題コースを作成することができます。作成した問題にヒント用のフローチャートを付加・表示させることも可能です。
Ⅵ.プログラミングモード切替機能
プログラミング画面は通常のスクラッチベース言語の他に「イージーモード」も選択可能です。イージーモードは前後左右の4種類の矢印だけで簡単にロボット動作の制御を行います。このようにプログラミングの難易度の切替ができるので、低学年から高学年まで幅広い層でプログラミング学習が可能です。
Ⅶ.ストーリーモード
ストーリーモードはプログラミング教育にゲーム性を盛り込んだコンテンツです。チュートリアルで操作方法とプログラミング方法を学び、各ステージの課題をクリアすると宇宙人と友達になれます。宇宙人を全てコンプリートすると・・・
※ストーリーモードは通常モードとは別プログラムとなっています。詳細は弊社までお問い合わせ下さい。
Ⅷ.ロボットカーの動作
「動かしてみよう!」で作成したプログラムは、実際のロボットカーにUSB接続ができ、プログラムの挙動を確認することができます。ロボットカーは左右の独立モーターで動きをコントロールし、直進・カーブ・回転やそのスピード等をプログラムで制御できます。
また、このロボットカーには、タッチセンサー・距離センサー・色センサー・音センサーが搭載されており、各センサーの反応をトリガーとして様々なアクションを加えることができます。その他にもLEDの目を様々な色に光らせたり、ブザー音を出したりと多彩な表現方法を持っています。
ロボットカーは完成品の形態で提供させて頂きます。使用に際して組み立て作業が不要ですので、授業での時間短縮に役立ちます。小さな部品が紛失したり工具を準備する心配もありません。
<ロボットカーの動作例>
<ロボットカー仕様>
名称:Mini-Qロボ 【付属センサー・部品】 ●二輪・左右モーター ●タッチセンサー(左右) ●距離センサー(前後) ●色センサー(左右) ●音センサー ●LED(2個) ●ブザー ●USB端子 ●USBケーブル |
【電源】 単3形乾電池 4 本 【電池持ち目安】 モーター連続走行状態で約8時間 【サイズ】 縦横:約13㎝ 高さ:約14㎝ ※タッチセンサー部除く |
Ⅸ.ロボットカー状態確認機能
実際のロボットカーとUSB接続した場合に、ロボットカー側のセンサー(タッチセンサー・距離センサー・色センサー・音センサー)の状態をPC側で確認することができます。
●その他にも、様々な機能を装備しています。機能の詳細や仕様については弊社までお問合せ下さい。