2025年大学入試共通テスト「情報」対策用オンライン教材「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【共通テストコース】」の提供開始
株式会社アバロンテクノロジーズ(東京都新宿区、代表:鈴木 昌博)では、このたび高等学校のプログラミング授業をサポートする「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ」のサービス提供を開始いたします。
■サービス提供の背景
株式会社アバロンテクノロジーズ(東京都新宿区、代表:鈴木 昌博)は、このたびPythonプログラミング環境を実装したオンライン型大学入試共通テスト対策教材「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【共通テストコース】」のサービス提供を開始いたします。
■サービス提供の背景
2025年1月の大学入試共通テストから国立大学の一般選抜の教科に「情報」が加わり、6教科8科目が課されます。情報科目の試験対策には、プログラミングやITリテラシー、データの分析・活用等の知識が必須となります。
同社は2022年度から必修化された高等学校「情報Ⅰ」に焦点を当て、教育現場の負荷を軽減する「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【Pythonコース】」を販売しておりましたが、今回の「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【共通テストコース】」のリリースでは、プログラミングだけではなく、共通テスト「情報」科目の広い出題分野に対応し、受験生の学習プランを提案します。
なお、「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【Pythonコース】」も従来通り販売を継続します。
■今後の予定
本教材は2023年2月から学校・学習塾・予備校等向けに販売を開始します。また、教材のコンテンツ及び機能向上を目指したバージョンアップを定期的に行う予定です。
■「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ」シリーズのサービス概要
サービス詳細については、以下のサイトをご覧ください。
https://avalontech.co.jp/toppage/jyouhou1/
■商品の特長
<特長1>
「理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【共通テストコース】」は、プログラミングを含み、大学入試共通テスト「情報」の出題範囲である高等学校「情報Ⅰ」全ての知識範囲に対応しました。
情報Ⅰの知識範囲は以下の通りです。
(第1章) 情報社会の問題解決
(第2章) コミュニケーションと情報デザイン
(第3章) コンピュータとプログラミング
(第4章) 情報通信ネットワークとデータの活用
また、共通テストでは数学ⅠAや国語等の他教科の知識を組み合わせて問題解決を図る力を問われます。本教材はこの広範囲の出題範囲に対応し、動画での学習と練習問題及び学びに必要な各種機能を実装しました。
▲情報Ⅰの知識範囲(本教材のサービスカバレッジ)
<特長2>
プログラミングには、共通テストで出題されるDNCL(共通テスト用の手順記述言語=Python風擬似言語)を想定し、Python言語を採用しました。
Pythonのライブラリ機能やリレーショナルデータベースを含めたプログラミング環境を、全てオンラインで提供します。ユーザはインストールや環境設定などの作業を行う必要はありません。標準装備されたエディタにコードを入力して、すぐにプログラムを実行できます。「情報Ⅰ」の学習内容に沿って、まったくの初心者からプログラミングを学べる内容になっており、最終的には配列、外部モジュールの利用方法、乱数、WebAPIやSQL、再帰処理等の技術を習得できます。また、情報Ⅰで学ぶアルゴリズム、モデル化とシミュレーションも実際にプログラムを実行しながら学習ができます。
▲プログラミングエディタと実行結果(グラフ)
<特長3>
全61章(プログラミング39章、その他22章)で構成され、それぞれのチャプター毎に動画を視聴して学習します。各チャプターの動画は1本あたり5分から8分で作成されており、オンラインで繰り返し視聴ができ、大学入試共通テストに向けての知識の定着化を図ります。本教材のキャラクターである「理解ちゃん」が優しく分かりやすく解説してくれます。
▲動画のオープニング画面
▲キャラクターの「理解ちゃん」
<特長4>
チャプター動画の視聴後には、関連した練習問題が出題されます。プログラミング学習時の練習問題はPythonのコードを作成して回答し、プログラミング以外の問題では択一式で回答します。ユーザの回答内容は即時に採点され、正解なのか不正解なのか判定されます。
また、プログラミング以外の練習問題には、ランダムモードを装備しました。ランダムモードは、ユーザが出題数を10~50の範囲で指定することによって、その数に応じた練習問題が全ての範囲から順不同で出題されます。
なお、共通テストでは読解力・思考力も問われますので、ITパスポートの過去問題の内容も取り入れ、プログラミング関連で124問、その他で262問の練習問題を用意しました。また、回答に際しては、動画内で学んだ関連情報をヒントとして参照することもできます。
▲ランダムモード練習問題の画面
<特長5>
採点結果データ(学習履歴)はユーザ毎に記録され、正答率等を分析できます。また、管理者は各生徒の成績データをリアルタイムで確認できます。
<特長6>
生徒同士及び教師とのコミュニケーションを促進するチャット機能を装備。メッセージ交換での質疑応答やプログラムファイルの情報共有が効率的かつスムーズに行えます。
<特長7>
内容に不明点・疑問点がある場合は、弊社エンジニアにメールで質問をすることができます。初歩的なミスによるつまずきを無くし、モチベーションを高めます。
本教材の監修は群馬大学の小熊良一先生にお願いしています。
【監修者プロフィール】
小熊良一(おぐま・りょういち)先生
群馬大学教育共同教育学部 講師
群馬県内の公立中学校、群馬大学教育学部付属中学校で16年間、技術・家庭科の教師として勤務。その後、群馬県教育委員会義務教育課、群馬県教育総合センターで指導主事として9年間、技術科教育、情報教育を担当。国立教育政策研究所、文化庁、国土交通省などで情報教育に関する各種委員を歴任。
■会社概要
商号 : 株式会社アバロンテクノロジーズ
代表者 : 鈴木 昌博
所在地 : 〒162-0822東京都新宿区下宮比町2-28飯田橋ハイタウン927
設立 : 2011年1月24日
事業内容: ICT教材の開発
URL : https://avalontech.co.jp/
<問い合わせ先>
TEL :03-5934-7286
MAIL :info@avalontech.co.jp